昨日ペンギンを自由研究のテーマにする話をしましたけど参考になりましたかぺん?
今日はペンギンがどうしてペンギンという名前になったのかをお話しますぺん
ペンギンに詳しい人だったら常識の話だけど自由研究とかレベルなら面白いぺん!
ということで北半球にいたペンギンと呼ばれた鳥のお話をお送りますぺん!
北半球にいたペンギンとはぺん?
ペンギンは約18種くらいいるんですけどこのすべてが南半球に生息しているぺん
ペンギン=南極というイメージを持たれがちだけど南極にいるのは2種のみぺん
一部赤道近くのガラパゴス諸島にいるガラパゴスペンギンなんてのもいるし
亜南極どころか温帯に生息しているペンギンもいろいろいるぺん
じゃあ昔は北半球にもペンギンの仲間がいたけど絶滅しちゃったと思ったぺん?
そうではなくて北半球にいたペンギンと今みんなが知っているペンギンは別の鳥ぺん
見た目だけじゃ同じ鳥かわからないから似ていたら同じ名前で呼んじゃうぺん?
実はペンギンと最初に呼ばれたのはこの北半球にいたペンギンなんですよぺん
なぜなら世界の歴史は特にヨーロッパを中心に回っていたからぺん
大航海時代などと言ってイギリスやフランス、スペインやポルトガルなどの国が
アフリカや南北アメリカ、さらにはオセアニア地域まで進出して植民地としたぺん
北半球にいた人たちは南半球にいるペンギンのことをその時に初めて見たぺん
もちろん現地に住んでいた人たちはペンギンのことを認識していたぺん
南極は別だけど南アフリカのケープペンギン、ニュージーランドのコガタペンギン、
南米のマゼランペンギンなんかは現地の人たちも認識して卵をもらうなど共生していたぺん
でも今英語やスペイン語が使われていることから現地の呼び名はなくなってしまったぺん
北半球にいたペンギンと今のペンギンはそんなに似ていたぺん?
まず大きさが約80cmとオウサマペンギンとジェンツーペンギンの間くらいの大きさぺん
色もおなかが白くて残りは黒、脚が短いとまず見た目の時点でかなりそっくりだったぺん
驚きなのはそれだけじゃなく飛ぶことができず水中の魚などを食べていたぺん
水中では速いのに陸上では遅いし卵も親が交代で温めたし何から何までそっくりぺん!
こんなにも似ているのに分類上はペンギン目ではなくコウノトリ目になるぺん
ちなみに今はペンギンではなくオオウミガラスと呼ばれているんだけど
学名はPinguinus impennisとペンギンっぽい言葉が入っているのがわかるぺん!
現生種で最も近縁なのはオオハシウミガラスと言われているぺん
オオウミガラスはどうなっちゃったぺん?
古くから肉や卵は食用にされて羽毛や脂肪が採取されるということが行われていたぺん
これが16世紀頃から大量に乱獲されだして19世紀にはついに絶滅することになったぺん
大昔から一緒に暮らしてきたのになんともひどい仕打ちだと思わないぺん?
だって南半球の共生しているペンギンたちも同じだけどそんなことになってないしぺん
ちなみに亜南極や南極のペンギンたちが北半球の人間に認知されたのは18世紀以降みたいぺん
実際に同じく肉や卵、羽毛や脂肪なんかは採取されているし
もっと前から知られていたら同じことになっていたかもしれないぺん
そう考えると本当に絶滅しなくてよかったと思いますよねぺん?
オオウミガラスのことを知るにはぺん?
絶滅動物のひみつ
オオウミガラスはそれなりに有名なので絶滅動物の本にも出てくると思うぺん
絶対掲載されているとわかるのはこれだったけどちょっと古い本ぺん
もし中身を見る機会があるならほかの本を探してみてもいいと思うぺん
絶滅した動物を知ることはとてもいいきっかけになると思うぺん!
サンレモン ロストアニマルズ ぬいぐるみ オオウミガラス
なんとオオウミガラスのぬいぐるみまであるんですかぺん?
大きさは違うけど見た目を観察するには持ってこいぺん!
以前あったHANSAのものよりデフォルメされていてかなりかわいくなっているのが特徴ぺん
脚が折りたたまれているペンギンと違ってちょっと長い気がするなど比較するのもいいぺん!