日本漫画家協会賞は2年前に『SPY×FAMILY』昨年は『ちいかわ』と有名作品も受賞しているぺん
一方マンガに限らず賞はまだ埋もれている作品をクローズアップして盛り上げる意味もあるぺん
知っている作品の受賞はうれしいかもだけど知らない作品こそどんな作品か知ってほしいぺん!
有名マンガの受賞はなくてもどれもおもしろそうな2025年の第54回漫画家協会賞ぺん!
第54回日本漫画家協会賞の結果はぺん?
賞 | 作品名 | 作者名 | 出版社名 |
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大賞 コミック部門 | ツレ猫 マルルとハチ | 園田ゆり | 講談社 |
大賞 カーツーン部門 | 10人の博士の昼休み | 山口マサル | つむぐ舎 |
大賞 萬画部門 | 星旅少年 Planetarium ghost travel | 坂月さかな | パイ インターナショナル |
まんが王国とっとり賞 | ブスなんて言わないで | とあるアラ子 | 講談社 |
まんが王国・土佐賞 | 羆撃ちのサムライ | 本庄敬 井原忠政 | リイド社 |
文部科学大臣賞 | 楳図かずお 全作品 | 楳図かずお | ー |
大賞 コミック部門 ツレ猫 マルルとハチ
コミックDAYS発のネコのマンガで主人公はタイトルのマルルで野良猫になった元飼い猫ぺん
野良猫になって出会ったハチワレなどとのネコたちの世界を描いているのが特徴のマンガぺん
作者は猫の生態を良く理解していると評価されたけどそれは監修や取材のたまものぺん!
評価対象は5巻と6巻だけどいろぬり版というカラー版も1冊だけだけど出ているぺん
大賞 カーツーン部門 10人の博士の昼休み
カーツーン部門は絵本作家でもあるイラストレーター山口マサルさんのイラスト集が受賞ぺん
2年連続のイラスト集の受賞だけどセリフや説明が書かれているイラストもいくつかあるぺん
絵はじっくり見ずに流しがちなマンガだけどこれなら隅々まで眺めたい仕掛けがいっぱいぺん!
昨年頭発売なのにすでに入手がちょっと難しくなりつつあるので読みたい方はお早めにぺん!
大賞 萬画部門 星旅少年 Planetarium ghost travel
タイトルの通り雇われの星旅人として宇宙旅行をする少年が主人公の萬画部門大賞作品ぺん
多くの人が覚めない眠りについているまどろみの星を旅する話で設定が最初は難しめかもぺん
出てくるものもSFらしく現在の地球上には存在しないものが多くて好きな人には刺さるぺん!
絵や世界観が気に入った方は作品集も0巻としておすすめされているので読んでみてぺん!
まんが王国とっとり賞 ブスなんて言わないで
最近何かと話題になっているルッキズムをテーマにした作品で主人公は顔に悩む山井知子ぺん
一方その主人公が殺したいほど憎んでいた同級生白根梨花は実は正反対の悩みを抱えていたぺん
顔のことで悩んでいた2人が大人になって再会してそのあとどうなるかがとっても気になるぺん!
両者の視点からルッキズムを考えていていろいろ考えさせられるし読みごたえがある作品ぺん!
まんが王国・土佐賞 羆撃ちのサムライ
井原忠政さんの同名小説をマンガ化した作品で昨年最終巻が発売されて全4巻で完結しているぺん
原作がある以上評価軸は絵となっていて美麗な背景の中でも特に動物の絵が評価されているぺん
動物マンガとまで言われているけどツレ猫みたいなのが動物マンガであってちょっと違うぺん?
本庄敬さんは名作『蒼太の包丁』の作者でもあり『新・蒼太の包丁』も現在連載中ぺん!
文部科学大臣賞 楳図かずお 全作品
昨年亡くなった楳図かずおさんは『まことちゃん』が有名だけどホラー漫画家でもあったぺん
特に『漂流教室』は映画やドラマにもなり今も新刊が出続けるなど一番の代表作でもあるぺん
ファッションや家のイメージが先行して奇抜な印象があるかもだけどぜひ読んでみてぺん!
『わたしは楳図かずお』という自伝も先月出ているのでそちらを読んでみるのもいいぺん!